はじめに:60代だからこそ楽しめる国内旅行の魅力
仕事が一段落し、子育ても落ち着いてきた60代は、自分のための時間をたっぷり使える素敵な世代ですよね😊 「せっかくだから夫婦でゆっくり旅に出たいな」「友人と一緒に温泉でも楽しみたい」と旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
ただ、20代や30代の頃のように体力に任せてあちこち動き回るような旅行スタイルでは、せっかくの旅先で疲れてしまうことも。60代の旅行は「ゆったりと過ごせるか」「移動に無理がないか」「宿が快適かどうか」がとても大切なポイントになります。
この記事では、60代の方に実際に人気のある国内旅行先を目的別にまとめました✨ さらに、それぞれの旅先で安心して泊まれるおすすめのホテル・旅館もあわせてご紹介しています。「行き先はなんとなく決まったけど、どこに泊まればいいの?」というお悩みも解決できるよう、具体的な宿泊施設の情報まで丁寧にお伝えしていきますね。
旅行先を選ぶときのポイントや注意点もまとめているので、これから旅行を計画する60代のご夫婦やお友達同士の参考にしていただければうれしいです。それでは、さっそく見ていきましょう♪
60代に人気の国内旅行先をジャンル別にご紹介
60代の方が国内旅行先を選ぶとき、特に人気が高いのは「温泉」「歴史・文化」「グルメ」「自然」といったテーマの旅先です。若い頃のように観光スポットをたくさん詰め込む旅行よりも、ひとつの場所でゆったりと過ごすスタイルが好まれる傾向があります。
各種旅行サイトや口コミでも、60代のシニア層が繰り返し訪れたいと答えている行き先の上位には、北海道、京都、有馬温泉、別府温泉、箱根、金沢といったエリアが常にランクインしています。いずれも「移動がしやすい」「温泉や食事の質が高い」「バリアフリー対応の宿が充実している」といった共通点があるのが特徴です。
ここからは、60代の方に特に選ばれている旅先をジャンルごとにピックアップして、それぞれの魅力とおすすめのホテルを詳しくご紹介していきます。
温泉でゆったり癒されたい方に人気の旅先
60代の旅行で不動の人気を誇るのが、やはり温泉旅行です🛁 日頃の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる温泉地は、シニア世代にとってまさに至福のひとときが過ごせる場所。特に人気が高いのは、有馬温泉(兵庫県)、別府温泉(大分県)、下呂温泉(岐阜県)、道後温泉(愛媛県)といった歴史ある名湯の数々です。
有馬温泉は日本三古湯のひとつに数えられ、赤褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」という2種類の泉質が楽しめるのが最大の魅力です。大阪や神戸からのアクセスも良く、電車やバスで気軽に訪れられます。なかでも有馬温泉 兵衛向陽閣は創業700年を超える老舗旅館で、格子天井の和風大浴場やローマ風の広々とした浴場など、3つの異なるお風呂が楽しめます。館内のバリアフリー対応も進んでおり、60代のご夫婦にも安心です。
別府温泉は源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉の宝庫。「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉エリアがあり、それぞれ泉質も雰囲気も異なるので、湯めぐりを楽しむのにぴったりです。別府温泉 杉乃井ホテルは、別府湾を一望できる大展望露天風呂「棚湯」が有名で、開放感あふれる絶景の中での入浴は格別です。館内施設が充実しているので、ホテルの中だけでも一日中楽しめますよ。
下呂温泉は日本三名泉のひとつで、なめらかな肌触りのお湯が「美人の湯」として親しまれています。下呂温泉 水明館は下呂駅から徒歩3分というアクセスの良さが魅力で、趣の異なる3つの大浴場を館内で湯めぐりできます。お部屋食プランもあるので、周りを気にせずゆっくり食事を楽しみたい方にもおすすめです。
歴史と文化に触れたい方に人気の旅先
日本の歴史や伝統文化にじっくり触れる旅は、人生経験を重ねた60代だからこそより深く楽しめるものです📖 歴史好きの方に圧倒的な人気を誇るのは、やはり京都。金閣寺や清水寺をはじめとする神社仏閣だけでなく、四季折々の美しい風景も堪能できます。
京都の神社仏閣は階段や坂が多い場所もありますが、三十三間堂のように平坦で歩きやすいスポットを選べば、足腰に不安がある方でも安心して観光を楽しめます。また、観光タクシーを利用すれば、車で行ける範囲まで近づいてもらえるため、歩く距離を最小限に抑えることも可能です。
京都での宿泊には、ホテルオークラ京都がおすすめです。1888年創業の歴史あるホテルで、地下鉄京都市役所前駅と直結しているため移動がとても楽。京都の中心部に位置していながら、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごせます。レストランでは京料理をはじめとする上質なお食事も堪能できますよ。
もうひとつの人気エリアが金沢です。兼六園や金沢城、ひがし茶屋街など、加賀百万石の城下町の風情が色濃く残る街並みは、歩いているだけで歴史のロマンを感じられます。市内は観光バスが巡回しているので、効率よく移動できるのも60代の方にとって大きなポイントですね。
金沢での宿泊なら、金沢白鳥路 ホテル山楽が人気です。兼六園まで徒歩5分という絶好の立地に加え、地下807メートルから汲み上げた天然温泉「白鳥路温泉」を楽しめるのが魅力。ロビーではピアノの生演奏が流れ、大正ロマンを感じさせるクラシカルな雰囲気が60代の旅行者から高い評価を得ています。
北海道グルメと自然を堪能する旅
60代に人気の国内旅行先として、常にトップクラスの支持を集めているのが北海道です🍣 海鮮、ジンギスカン、スープカレー、ラーメンなど、食の宝庫として知られる北海道は、グルメを楽しみたい方にはたまらない旅先。春にはタラバガニやウニ、夏にはメロンやとうもろこし、秋にはイクラや牡蠣と、どの季節に訪れても旬の味覚を堪能できるのが魅力です。
60代の方に特に人気なのが、小樽エリアです。レトロな運河沿いの街並みを散策しながら、ガラス工芸のお店やオルゴール館を覗いたり、カフェで一休みしたり。約40分の「運河クルーズ」に乗れば、歩く距離を最小限にしながら小樽の美しい景観を楽しむこともできます。歩き疲れたら、新鮮なお寿司をいただくのも小樽ならではの楽しみ方ですね♪
小樽周辺での宿泊には、小樽朝里クラッセホテルがおすすめです。朝里川温泉の天然温泉を楽しめるリゾートホテルで、露天風呂からの自然の眺めは格別。温泉でゆっくりと旅の疲れを癒しながら、翌日の小樽観光に備えることができます。
札幌を拠点にするなら、札幌グランドホテルも60代の旅行者に根強い人気があります。1934年開業の北海道を代表する老舗ホテルで、札幌駅前通地下歩行空間に直結しているため、天候を気にせず移動できるのが大きなメリット。朝食バイキングのクオリティの高さでも評判で、北海道ならではの食材をふんだんに使ったメニューが並びます。
北海道はホテルの朝食のレベルが高いことでも有名なので、宿泊先での食事を楽しみのひとつに組み込むのも賢い旅の楽しみ方です。長時間の観光が難しいと感じる日でも、ホテルでのんびりと美味しいものをいただくだけで、十分に満足度の高い旅行になりますよ😊
札幌・小樽エリアの60代向けおすすめプラン
北海道旅行で60代の方が快適に過ごすためには、無理のないスケジュールを組むことがとても大切です。札幌と小樽は電車で約30分〜40分の距離にあるので、2泊3日程度の日程で両方のエリアをゆったり楽しむのが理想的です。
初日は札幌に到着してホテルにチェックイン。まずは大通公園やテレビ塔周辺を散策して、夕食は札幌ラーメンやジンギスカンなどのご当地グルメを堪能するプランがおすすめです。2日目は電車で小樽へ移動して、運河クルーズや堺町通りの散策を楽しみ、お昼は海鮮丼やお寿司をいただきましょう。3日目は札幌市内で北海道大学のキャンパス散策や、藻岩山からの夜景を楽しんでから帰路につくのも素敵ですね。
ポイントは、1日の予定を2〜3か所にとどめること。移動は公共交通機関やタクシーを上手に活用して、体力を温存しながら楽しむのが60代の賢い旅行術です。
箱根・銀山温泉で極上のくつろぎを味わう旅
「宿でのんびりすること自体を旅の目的にしたい」という60代の方に特におすすめしたいのが、箱根と銀山温泉です🌿
箱根は東京からのアクセスが抜群で、新宿からロマンスカーに乗れば約1時間半で到着できます。都心から近いのに温泉、美術館、芦ノ湖の遊覧船、ロープウェイなど楽しめるコンテンツが豊富で、「気軽に上質な旅を楽しみたい」という60代のニーズにぴったりです。
なかでも芦ノ湖の遊覧船やロープウェイは、歩き回る必要がほとんどないので、足腰に不安を感じている方でも安心して絶景を堪能できます。彫刻の森美術館や箱根ガラスの森美術館など、芸術を楽しめるスポットも点在しているので、ゆっくりとアートに浸る時間を過ごすのも素敵ですね。
箱根での宿泊は、強羅花壇が特別な一軒です。飛騨造りの歴史ある建物と、洗練されたおもてなしが融合した名旅館で、客室からの眺望や季節ごとの繊細な懐石料理は「一生の思い出になった」という口コミも多数。大切な記念日の旅行や、特別なご褒美旅にぴったりの宿です。
銀山温泉で大正ロマンに包まれるひととき
箱根とは趣がまったく異なりますが、60代の方からじわじわと人気が高まっているのが山形県の銀山温泉です。大正時代に建てられた木造三階建ての旅館が川沿いにずらりと並ぶ光景は、まるで時代をタイムスリップしたかのよう。夜になるとガス灯が灯り、雪の季節にはさらに幻想的な雰囲気に包まれます。
温泉街自体がこぢんまりとしているので、長い距離を歩く必要がないのも60代にはうれしいポイント。宿にチェックインしたら、温泉に浸かって、お部屋で地元の旬の食材を使ったお料理をいただいて、窓の外のガス灯の明かりを眺めながらのんびりと過ごす。こんな贅沢な時間の使い方ができるのも、60代ならではの旅の醍醐味です。
銀山温泉での宿泊には、銀山温泉 旅館藤屋がおすすめです。全8室のみという贅沢な空間で、ステンドグラスと和紙、竹のスクリーンが織りなす独特の雰囲気は唯一無二。5つの貸切風呂がすべて24時間利用可能で、ご夫婦やお友達同士で気兼ねなく温泉を楽しめます。お食事はお部屋出しなので、プライベートな空間でゆったりと美食を堪能できますよ✨
道後温泉で歴史と温泉を同時に楽しむ旅
日本最古の温泉ともいわれる愛媛県の道後温泉は、歴史と温泉の両方を楽しみたい60代の方にとって理想的な旅先です♨️ 道後温泉本館のレトロな佇まいは、一度は目にしたい日本の名湯の象徴。夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても知られており、文学好きの方にはたまらないスポットです。
道後温泉の良いところは、松山城や坊っちゃんカラクリ時計など、温泉以外の観光スポットもコンパクトにまとまっていること。路面電車や市内バスで簡単にアクセスできるので、車がなくても不便を感じません。路面電車に揺られながら松山の街並みを眺める時間もまた、旅の楽しみのひとつです。
道後温泉で60代の方に特におすすめしたい宿が、道後御湯です。全30室のこぢんまりとした宿で、「大人のための上質な空間」をコンセプトにした「現代の湯治」が体験できます。最上階の展望浴場からは松山城下を一望でき、道後温泉の引き湯を使用したお湯はまろやかで肌にやさしいと評判。客室には露天風呂が付いているお部屋もあり、人目を気にせず好きな時間にお湯を楽しめるのが魅力です。
お食事はダイニングで愛媛の旬の食材をふんだんに使った会席料理をいただけます。瀬戸内の新鮮な魚介や、地元で採れた野菜をふんだんに使ったお料理は、目でも舌でも楽しめる逸品ぞろい。湯上がりにはナイトラウンジでゆったりと過ごす時間も格別で、日常を忘れてリラックスできる宿です。
道後温泉周辺で楽しめる60代向け観光スポット
道後温泉に滞在するなら、ぜひ足を伸ばしてほしいのが松山城です。ロープウェイまたはリフトで山頂まで上がれるので、体力に自信がない方でも天守閣からの絶景を楽しめます。現存する日本の天守12か所のうちのひとつで、江戸時代から残る歴史的な建造物としての価値も非常に高いスポットです。
また、道後温泉商店街(道後ハイカラ通り)は、温泉本館から伸びるアーケードの商店街で、みかんジュースの蛇口や地元の名産品を扱うお店が並んでいます。屋根付きなので天候を気にせず散策を楽しめるのもうれしいポイント。ゆっくりお土産を選びながら、のんびりとした時間を過ごしてみてください😊
60代が旅先を選ぶときに大切な5つのポイント
60代の旅行を成功させるためには、行き先選びの段階で押さえておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、実際に60代の旅行経験者の声をもとに、特に大切な5つのポイントをまとめました。
まずひとつめは「移動手段の負担を最小限にすること」です。旅行先への移動手段は車、新幹線、飛行機などさまざまですが、乗り換えの回数が少なく、座席でゆったり過ごせる手段を選ぶことが大切です。新幹線ならグリーン車を利用したり、飛行機なら空港からホテルまでの送迎サービスがある宿を選んだりすることで、移動のストレスを大幅に軽減できます。
ふたつめは「バリアフリー対応の宿を選ぶこと」。一日観光した後は疲れが出やすく、足元がおぼつかなくなることもあります。段差の少ない館内設計や手すり付きの浴室、エレベーターの有無などを事前に確認しておくと、安心して宿泊できます。最近は60代以上のシニア向けプランを設けている旅館やホテルも増えているので、予約の際にチェックしてみてくださいね。
みっつめは「スケジュールに余裕を持たせること」。1日に巡る場所は2〜3か所にとどめ、移動と移動の間に十分な休憩時間を挟むのがおすすめです。「あれもこれも」と詰め込むよりも、ひとつの場所でゆっくりと過ごす方が、結果的に心に残る旅になります。
よっつめは「宿の食事を旅の楽しみに組み込むこと」。60代の旅行では、わざわざ外食先を探し回るよりも、宿で上質な食事を楽しむスタイルが好まれています。お部屋食プランや、地元の食材にこだわった会席料理が用意されている宿を選べば、食事そのものが旅のハイライトになりますよ🍽️
そして最後に「旅行保険への加入を検討すること」。体調の変化が起きやすい年代でもあるので、万が一に備えて旅行保険に加入しておくと安心です。持病がある方は、出発前にかかりつけ医に相談して、旅行中の服薬スケジュールも確認しておきましょう。
同行者との旅を楽しむコツ
60代の旅行は、夫婦で行く方もいれば、友人同士で楽しむ方もいらっしゃいます。どちらの場合も大切なのは、お互いの体力やペースに合わせた計画を立てることです。
夫婦旅行の場合、片方の趣味や希望だけを優先するのではなく、ふたりとも楽しめる内容を旅程に盛り込むのがポイント。たとえば、午前中は歴史好きなパートナーに合わせて神社仏閣を巡り、午後は温泉好きなパートナーに合わせて宿でのんびりする、というようなバランスの取れたプランがおすすめです。
友人同士の旅行では、事前に「やりたいこと」「行きたい場所」をそれぞれ出し合って、全員が楽しめる折衷案を見つけることが大切です。また、旅行中は体調の変化に気を配り合い、無理をしない雰囲気を作ることで、全員が心から楽しめる旅行になりますよ💕
まとめ:60代の国内旅行は「ゆったり」がキーワード
この記事では、60代に人気の国内旅行先とおすすめのホテルをジャンル別にご紹介しました。温泉で癒される有馬温泉や別府温泉、下呂温泉。歴史と文化に触れられる京都や金沢。グルメを堪能できる北海道。大正ロマンに包まれる銀山温泉。そして歴史と湯を同時に楽しめる道後温泉。どの旅先にも、60代の方が安心して滞在できる素敵な宿が揃っています。
60代の旅行で最も大切なのは「無理をしないこと」。体力に合わせてゆとりあるスケジュールを組み、バリアフリー対応の宿を選び、宿での食事や温泉そのものを旅の目的にする。そんな「ゆったり旅」こそ、60代が心から楽しめる旅行のスタイルです✨
「次の旅行はどこに行こう?」と迷ったときは、この記事で紹介した旅先とホテルをぜひ参考にしてみてくださいね。きっと素敵な思い出が生まれるはずです。
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